悲願の初優勝を目指す日本(世界ランク2位)が白星発進した。

早田ひな(22=日本生命)を温存し、スロバキア(同30位)を3-0のストレートで下した。

初戦に起用された木原美悠(18=エリートアカデミー)が第1ゲームを落としながらも、3-1で勝利。第2試合の伊藤美誠(21=スターツ)も苦しみながら3-1、第3試合の長崎美柚(20=木下グループ)が3-0で締めくくった。

個人世界ランク6位の伊藤は、同178位のラボショバーに苦戦。「(相手は)スマッシュをスマッシュで返すのがピカイチ。『私が攻めているのにな』と思った」としつつ「こういう試合を乗り越えるのが大切」と前向きだった。今大会に向けては後頭部の一部の髪を緑と青に染めたといい「最近、緑にハマっていて…。グリーンがはやっています」と笑った。

次戦は10月2日、ポーランド(同19位)と戦う。初出場の長崎は「日本のトップ選手と、こうやって団体戦を組めている。『すごくぜいたくをさせてもらっているな』と思います」と幸せをかみしめ「しっかりと調整して、明後日に向けて一致団結したいです」と意気込んだ。