昨年の北京オリンピック(五輪)銀メダルで、連覇が懸かるロコ・ソラーレが初戦を大勝した。

第1エンド(E)で相手のミスに乗じて大量4点を先取。第2Eには2点をスチールするなど、序盤から優位に運んだ。第6Eにはさらに大量5点を追加して13-2とした。第8Eに2点を加えたところで相手が負けを認めた。

スキップの藤沢は「4点リードしてスタートを切れたことで、精神的な余裕もできた。プレッシャーがない中で投げられて、成功率も上がった」と振り返った。

大会序盤は氷面状況など情報を集めることをまず重視していくが、そうした中にあって高いパフォーマンスを発揮。先々を見据えるうえでも、この日は充実した内容だったと感じている。「大会終盤の緊張感があるときも、いいイメージで自信を持って投げられる。そのことに結びつくという意味でも、今日は良い試合にできた」とうなずいた。

1次リーグは9チームが総当たりで対戦。上位4チームがプレーオフに進み、決勝は2月5日に行われる。