競泳男子パリ五輪代表の松下知之(18)が6日、日本武道館で行われた東洋大の入学式に出席した。

スーツ姿で「(競泳で)成績を出していきたいし、英語や中国語の勉強も楽しみ。充実したと言える4年間にしたい」と新生活への抱負を語った。3月の選考会は400メートル個人メドレーで4分10秒04をマークして1位となり、初の五輪代表入りを決めた。同じ栃木県出身で同種目五輪金メダリストの萩野公介氏が憧れの存在。その萩野氏が通った大学に入り「1歩近づけた」と笑顔を見せた。五輪に向け、名将平井伯昌監督の指導を受け、さらなる成長を狙う。「4分6秒台を出してメダルを獲得したい」と力を込めた。