アーティスティックスイミング(AS)のデュエットで23年世界選手権金メダルの安永真白(24)比嘉もえ(16)組(井村ク)が“羽ばたき系”でパリ・オリンピック(五輪)へ向かう。

7日、日本代表が都内で練習を公開。五輪テスト大会となるW杯(5月3~5日、フランス)を前に、新フリー「ペガサス」への思いを語った。昨年の世界選手権はブラックパンサー(クロヒョウ)をテーマにしており、比嘉は「前は“ガオガオ系”だったので“羽ばたき系”をやってみたいのがあって、鳥だとちょっと印象も薄くなるので『馬要素もあるペガサスがいいかな』と提案しました」と笑顔を見せた。

テーマがペガサスとなり、優雅さや強さを表現しているという。W杯はデザインを終えた新しい衣装で臨む予定。安永は「楽しみにしていてください」とほほえみ、貴重な機会で本番に弾みをつける。【松本航】