【ヘルシンキ=竹本穂乃加】グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯5位の友野一希(26=第一住建グループ)が2位発進を決めた。
冒頭では、予定していた4回転-3回転の連続トーループの2本目が2回転になったものの「切り替えられた」。続く4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)も冷静にまとめ切り、今季自己最高となる90・78点をマーク。「今のコンディションでは間違いなくベストな演技ができた。よくこの中で落ち着いてできたなって」と納得した。
約1カ月前に右股関節を負傷。けがの影響もあり、フランス杯では思うような結果を残せなかった。この日は、懸念材料だった患部の痛みもなく「体を動かすことがすごく楽しかった」と、踊る楽しさをかみしめた。
今大会までの2週間は、満足のいくトレーニングを積めなかった。それでも、今季のテーマは「勝つ」。16日のフリーに向け「目の前の1つ1つの動きに集中して、まずは自分に勝つ。自分が納得のいく演技ができたらいいなと思う」と力強く話した。


