【北京=松本航】26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)の出場枠獲得を目指す愛称“うたまさ”の吉田唄菜(22)森田真沙也(21)組(木下アカデミー)が、多くのエールを力に変えた。

午前9時40分(日本時間同10時40分)から、本番会場で30分間の公式練習。リズムダンス(RD)の曲を通し、吉田は「すごく大きな会場で、氷の感じも良かった。まだ少し軟らかい感じはしますが、だんだん締まってくると思う。最初の練習にしてはすごく体も動いて、いい調子だと思うので、本番が楽しみです」と笑顔を見せた。

アイスダンスは3月の世界選手権(米ボストン)で五輪の国・地域別出場枠を獲得できず、今回で残った4枠を争う。日本はすでに男女シングル、ペアで出場枠を確保しており、12月に確定する団体戦出場が決まれば、アイスダンスも五輪出場権を得るが、自力で枠をつかみ取りたいところだ。

出発前には京都・宇治市で練習をともにするアイスダンスで愛称“いくこう”の櫛田育良、島田高志郎組や、ペアで“あゆルカ”と親しまれる籠谷歩未、本田ルーカス剛史組などから「頑張って!」と激励の言葉を受けたという。森田は「オリンピックの枠を取るためにやってきた。その結果はもちろん、楽しむことも忘れずにやっていきたいです」と誓い、19日のリズムダンス(RD)を見据えた。