女子日本代表ロコ・ソラーレが第10戦で中国と対戦し、延長戦の末に8-7で勝利した。4連勝を飾り8勝2敗として、決勝トーナメント(T)進出を決めた。
1次リーグは13チームで総当たり戦を行い、上位6チームが決勝Tに進む。
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混合ダブルス日本代表の小穴桃里をサードで起用し、リード吉田夕梨花、セカンド鈴木夕湖、スキップ藤沢五月の4人で臨む。
第1エンドは先攻中国、有利な後攻は日本でスタート。中国が1投目でストーン(石)をハウス(円)に入れ、ハウス手前で打ち出し合う展開になる。セカンド鈴木の石はハウスの外に止まり、ガードになる。サード小穴の1投目は、自軍の石に当ててしまう。中国スキップの1投目はガードに当たり、日本の石を円に押し込む形になる。スキップ藤沢は1投目で相手の石をはじき、日本の石3つだけを残す。中国スキップが2投目で置いた石を、藤沢がラストショットでも丁寧に押し出し3点を先制。3-0とリードして、先攻後攻が入れ替わる。
第2エンドは中国が後攻。中国がコーナーガードを置き、日本はセンターラインにストーンを並べる。サード小穴の1投目で、日本の石4つがハウスに残る。スキップ藤沢は1投目で、中国ストーンをはじいて内側にロールして、ガードの裏に隠す。中国スキップの1投目でナンバー1を取られたが、藤沢は最終投で手前の石を押し込み、ナンバー1を奪い返す。1点取らせる形を作り、相手スキップがラストショットでドローを決めて3-1となる。
第3エンドは日本が後攻。センターラインに、両者の石が交互に縦に並ぶ。ハウスに石がたまる展開になる。サード小穴が2投目で、手前の石をはじく「ランバック」を狙うが、日本のナンバー1をはじき出してしまう。スキップ藤沢は、1投目で相手の石に当てて内側にロールさせるが、中国がナンバー1、2をキープ。難しいラストショットを強いられ、手前の石に当たってしまい、中国が2点をスチール。3-3の同点になる。
第4エンドは日本が後攻。両軍がガードを置きつつ、ハウスに石をためていく。セカンド鈴木が2投目で、手前の石に当てつつ、自軍のストーン2つをハウスの中に入れる。サード小穴が2投目でダブルテークアウトを決める。日本がナンバー2をキープしつつ、円心を奪い合う。スキップ藤沢がラストショットで相手の石を正確にはじき出して2点を確保。5-3とリードする。
第5エンドは後攻中国。日本はセンターガードを配置しながら、ハウスに石を置いていく。中国サードの1投目で、日本の石3つがはじき出される。スキップ藤沢は2投目でナンバー1、2をキープし、1点を取らせる形を作る。中国は最終投で日本の石をはじきつつ、ギリギリ1点を確保。日本が5-4とリードして前半を折り返す。
第6エンドは後攻日本。中国がセンターライン付近にガードを横並びに2つ置く。セカンド鈴木が、石1個分の隙間を通して、ハウス内の中国ストーンをはじき出す。中国サードの1投目でダブルテークアウトを決められ、相手の石だけがハウスに残る。スキップ藤沢は1投目でガードぎりぎりを通して、中国の石を押し出す。ナンバー2まで持たれた状態で放った2投目は、相手の石をはじき切れず、1点スチールを許す。5-5の同点に追いつかれる。
第7エンドは日本が後攻のまま。中国はセンターガードを配置するが、セカンドの1投目で自軍の石に当ててしまう。サード小穴の2投目は、スキップ藤沢も加わって3人でスイープしてハウスに石を運ぶ。藤沢の1投目は相手の石をはじくが、自軍の石はハウスに残らない。両者無得点のブランクエンドを選択して、5-5のまま第8エンドに入る。
第8エンドは日本が後攻。中国がセンターガードを置き、リード吉田夕は円心にストーン2つを置く。サードまでの投球を終えて両軍の石が3つずつハウスに残り、日本がナンバー1を持つ。スキップ藤沢の1投目はやや短くなるが、ラストショットは丁寧にドローを決めて2点を追加。7-5とリードを広げる。
第9エンドは中国が後攻。日本はセンターラインに縦にストーン2つを並べ、中国は左右にコーナーガードを配置する。投げ手から見て左側のアイスに、ストーンが多く集まる展開になる。スキップ藤沢は2投目で相手の石を押し下げ、ナンバー1、2を作り、1点を取らせる。中国はドローショットを選択し、1点を追加して7-6。日本が1点リードで、最終第10エンドに入る。
第10エンドは日本が後攻。中国がセンターライン近くにガードを縦に2つ並べる。リード吉田夕は、相手ガードをずらそうとするが、外に出し切ってしまい、無効となる。セカンド鈴木の2投目は、中国のガードを押し出す「ランバック」を選択するが、相手のストーン2つがハウス中央に残る。中国がガードを置き、日本が外す展開が続く。スキップ藤沢の1投目は円心に寄せきれない。ナンバー3まで持たれた状態で放ったラストショットは、中国に1点を与える。7-7の同点で延長戦に入る。
延長戦の第11エンドは日本が後攻のまま。中国がセンターガードを置き、日本が円心にストーンを固める。セカンド鈴木の1投目でナンバー3までを作り、2投目で相手ガードを外す。円心に両軍の石がたまるが、サード小穴が2投目で中国の石2つを押し出す。スキップ藤沢は1投目で相手の石をはじき、ナンバー4までをキープする。中国の最終投はわずかに円心を奪えない。日本が1点を追加し、8-7で勝利した。


