57歳男が「一夫多妻」女性10人と同居
東京都東大和市の無職男性(57)が結婚と離婚を繰り返し、離婚した女性を含む20代〜50代の女性10人、乳児1人と同市内の民家で集団生活をしていることが25日、分かった。集団生活に加わるよう脅された女性がいるとの情報もあり、警視庁などが事実関係を調べている。
男性は取材に対して「夢の中で、ある呪文(じゅもん)を唱えると女性にもてるようになると知った。自宅で占いを始めると女性客が集まるようになり、現在は一夫多妻制のような共同生活をしている」と話している。
男性や関係者によると、男性は95年ごろから当時の妻子とこの民家に居住。離婚後の00年2月、複数の女性と集団生活を始めた。その後は婚姻届を出しては1〜2カ月後に離婚することを繰り返し、女性の多くが離婚後も男性の姓を名乗り、同居している。
03年10月には9人の女性に土地を贈与し、共有するようになった。
男性に脅されたとされる女性は昨年秋ごろ、集団生活に執拗(しつよう)に誘われ、拒否すると「口外すると危ないことになる」などと言われたという。男性は「覚えがない」と話している。
近所の住民は「男性は家にいて、若い女性が毎朝働きに出ているようだ。近所との交流はない」と話している。
[2006/1/25/15:32]
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