車いすバスケットボールが、今夏の東京パラリンピックから除外される可能性がでてきた。国際パラリンピック委員会(IPC)は31日、国際車いすバスケットボール連盟(IWBF)に対して選手のクラス分け見直しを要求。IPC基準に合わないためで、5月29日までに改善しない場合は東京大会から外す可能性があることを発表した。

    ◇    ◇     ◇   

IPCは車いすバスケの24年パリ大会からの除外を発表した。開催まで時間がない東京大会は実施を前提にIWBFに求めたのは一部クラス分けの見直しだったが、その後はすべてのクラスの「完全一致」を要求。21年8月31日までにIPC基準に沿ったクラス分けになった場合のみ、すでに決定しているパリ大会の除外が解除される。