五輪代表のFW浅野拓磨(21=広島)が、途中出場で意地のゴールを決めた。

 後半8分、2-5と3点ビハインドの同25分。DF藤春からの左クロスを、ゴール前で待った。最後は左足ヒールの技ありゴールを、流し込んだ。大事な初戦で痛い黒星スタート。それでも、日本に希望をつなげる1発をもたらした。

 プレミアリーグの名門アーセナルへの完全移籍が決まっている浅野は「まずは(DFの)裏への本数をどんどん増やして、ゴールという結果で勝利に貢献しようと思っていた。全然、追いつける展開だったと思うし、それができなかったのが悔しい。もっともっとチームのために動いて、運動量を増やさないといけない。ゴールが決まると流れが変わる。僕自身、チャンスはもっとあった。今日出た課題を明日から修正して、失点を減らしていかないといけない。攻撃陣は4点とれていますけれど(次戦は)勝利につながるゴールを取りたい」と話した。

 日本は7日(日本時間8日)の第2戦でコロンビアと対戦する。