【スケート×勉強〈1〉】中庭健介先生が「授業をしない」武田塾と念願の指導論対談

フィギュアスケート界では異例の“異業種対談”が実現しました!

MFアカデミー(千葉)で渡辺倫果選手や中井亜美選手らを指導する中庭健介コーチ(41)が、「授業をしない塾」がキャッチフレーズの学習塾・武田塾御茶ノ水本校の清水曉校舎長(26)と対談を実施。「指導論」のテーマのもと、「コーチング論」「目標の設定方法」「声かけ術」などを語り合いました。

全5回の第1回では、中庭コーチが武田塾に関心を寄せた経緯を通じ、2人の指導理念やコーチングの今に迫りました。

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対談するMFアカデミーの中庭コーチ(左)と武田塾御茶ノ水本校の清水校舎長

対談するMFアカデミーの中庭コーチ(左)と武田塾御茶ノ水本校の清水校舎長

船橋拠点に渡辺倫果、中井亜美ら指導

中庭健介(なかにわ・けんすけ)

1981年10月15日、福岡県福岡市生まれ。小学3年から石原美和コーチのもとで本格的に競技開始。99年から12年連続で全日本選手権に出場し、3度表彰台入り。11年1月の冬季国体で引退。同4月から福岡県福岡市のパピオアイスアリーナを拠点に指導者としての道を歩み始め、21年から千葉県船橋市の「MFアカデミー」でヘッドコーチに就任。日本スケート連盟バッジテスト7級。日本フィギュアスケーティングインストラクター協会会員。

06年御茶ノ水で開校、現在全国400校

武田塾(たけだじゅく)

2006年3月に御茶ノ水本校設立。08年8月にYouTube「武田塾チャンネル」開設、23年に登録者数20万人を超える。「授業をしない塾」として、14年から全国にフランチャイズ展開。15年4月に全国50校舎が開校。21年5月に全国400校開校。

清水曉(しみず・さとし)

1997年1月10日、東京都目黒区生まれ。都立青山高校を経て、15年4月に東京学芸大教育学部へ進学。社会選修で教育経済学などを学ぶ傍ら、一斉集団型の学習塾でアルバイトも、集団授業に限界を感じ、大学3年時の18年3月から武田塾へ。同塾へ就職し、19年11月から御茶ノ水本校の校舎長に就任。

中庭コーチは「地元で、授業をしない塾、と看板が出ていて」と武田塾に興味を持ったいきさつを語った

中庭コーチは「地元で、授業をしない塾、と看板が出ていて」と武田塾に興味を持ったいきさつを語った

今までにない学習スタイルに興味

中庭 こんにちは。千葉・南船橋のMFアカデミーでフィギュアスケートのコーチをしている中庭健介です。

清水 武田塾御茶ノ水本校で校舎長をしている清水曉です。今日はよろしくお願いします!

中庭 よろしくお願いします!

清水 他の分野の方とお話をする機会はなかなかないので、とても新鮮です。中庭先生は福岡にいらっしゃった時に、弊社に関心を寄せていただいたと聞いています。

中庭 そうなんです。21年から船橋を拠点としていますが、それまでは福岡で指導していました。現役後にすぐに指導者になったこともあり、ずっとフィギュアの世界に身を置いてきましたが、自分自身の成長や勉強のためには、他のスポーツ競技や業界にも触れる必要があると感じていました。ちょうどその思いが強まっていた19年頃、福岡市の香椎というところを歩いている時に武田塾さんを見つけました。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。