【スケート×勉強〈4〉】中庭先生はなぜ朝練を「週1・日曜」だけに減らしたのか

フィギュアスケート界では異例の“異業種対談”が実現しました!

MFアカデミーで渡辺倫果選手や中井亜美選手らを指導する中庭健介コーチ(42)が、「授業をしない塾」がキャッチフレーズの学習塾・武田塾御茶ノ水本校の清水曉校舎長(26)と対談を実施しました。

第4回ではティーチングからコーチングへと指導スタイルが変化する中、生活習慣への着目や朝練習の低減などの指導内容を交流。「やらされる感」からの脱却へ、いかにして目的意識を明確にするのかを話し合いました。

フィギュア

22年のNHK杯、渡辺倫果とグータッチを交わす中庭健介コーチ。指導を受けた渡辺は昨シーズン、大ブレイクを果たした

22年のNHK杯、渡辺倫果とグータッチを交わす中庭健介コーチ。指導を受けた渡辺は昨シーズン、大ブレイクを果たした

ティーチングからコーチングへ

中庭 これまで生徒のモチベーションを高める方法などについて話をしましたが、「授業をしない」からこそ意識されている指導はありますか?

清水 それこそ集団授業は「英文法の仮定法はこうだ!」「あとはお前が何とかしろ」というスタイルでしたが、現在はティーチングからコーチングへと指導スタイルのトレンドが変わってきています。それに従って、こちらがチェックする項目も細かくなっていると感じます。

中庭 学習指導だけでなく、それ以外の面にも目を行き届かせるということですね。

清水 はい。例えば私が指導する場合は、睡眠時間や食事も確認します。

中庭 学習塾が睡眠や食事の話をするのは斬新です。

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岐阜県不破郡垂井町出身。2022年4月入社。同年夏の高校野球取材では西東京を担当。同年10月からスポーツ部(野球以外の担当)所属。
中学時代は軟式野球部で“ショート”を守ったが、高校では演劇部という異色の経歴。大学時代に結成したカーリングチームでは“セカンド”を務めるも、ドローショットに難がある。