【森口澄士〈上〉】ノービス時代いつものお店に寄ると…2ショットに残る甘美な記憶

日刊スポーツ・プレミアムでは毎週月曜に「氷現者」と題し、フィギュアスケートに関わる人物のルーツや思いに迫ります。

シリーズの第19弾は、ペアとシングルで活躍する森口澄士(21=木下アカデミー)が登場します。全2回の前編では、10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔を追いかけたノービス時代を振り返ります。

フィギュア

   

森口澄士(もりぐち・すみただ)

2001年(平13)12月29日、京都市生まれ。9歳で京都醍醐FSCでスケートを始め、昨季は全日本選手権でシングル7位、ペアで優勝を飾る。今年5月に、長岡柚奈(18)とのペアを結成。

8月、木下トロフィー争奪大会で演技を披露する長岡柚奈・森口澄士組。ペアとシングルで活躍する森口だが、今季はペアに専念する

8月、木下トロフィー争奪大会で演技を披露する長岡柚奈・森口澄士組。ペアとシングルで活躍する森口だが、今季はペアに専念する

大好きだったサッカーをやめた理由は…

その日、森口はたまたまゴールキーパーを任された。小学1年から始めたサッカーも、もう5年目。競技歴も長くなる中「真ん中」を担うプレーヤーからチームの守護神に移り、試合で初めてグローブをはめた。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。