【宇都宮ブレックス〈5〉】鎌田GMを直撃 若手起用は?田臥の契約は?/開幕特集

Bリーグの2023-24シーズンが開幕しました。昨季、Bリーグ発足後初めてチャンピオンシップ出場を逃した宇都宮ブレックスにとっては、雪辱かつ新たな飛躍のシーズンです。現場の総責任者、鎌田眞吾ゼネラルマネジャー(45)に戦力強化の狙い、今季の展望、そして田臥勇太選手(43)との契約について聞きました。

バスケットボール

8月、新入団会見でニュービル(左)とエドワーズ(右)と肩を組む鎌田眞吾GM

8月、新入団会見でニュービル(左)とエドワーズ(右)と肩を組む鎌田眞吾GM

鎌田眞吾(かまた・しんご)

1977年9月5日生まれ、東京都出身。白鷗大バスケットボール部主将。大塚商会でプレーしたのち、(株)栃木ブレックスの前身である(株)ドリームチームエンターテイメント栃木に入社。2012年に社長に就任、2020年に退任しGMに専念。 

昨季誤算だったマブンガ、責任感じている

――昨季はBリーグ発足後初めてチャンピオンシップ出場を逃しました

鎌田ゼネラルマネジャー(GM) 前季に優勝したとはいえ、セカンドユニットの得点が停滞してしまうところが課題だったので、いろんなポジションができるオールラウンダーで実績のあるマブンガ選手を獲得しました。しかし、シーズン前に手術したひざの具合がおもわしくなく、本調子になるまでに時間がかかったことで、チームの色々なところに負担をかけてしまいました。チームの仕上がりが遅れてしまい、シーズンが始まっても落ち着かない部分があって、非常に苦しい状況でした。編成によりこういう事態を起こしてしまったことに私自身、責任を感じています。

――優勝したがゆえの準備期間の短さも影響しましたか

鎌田GM 確かに難しさもありましたし、時間が少なかったという点では、ヘッドコーチの交代も影響したと思います。プレッシャーは相当あったでしょうが、佐々ヘッドコーチが引き受けてくれました。やりたいことを選手に浸透させる時間が少ない上に、強化としていた部分のコンディションが上がってこない苦しい状況のなかで指揮をとらせることになって、申し訳ない思いでした。

――マブンガ選手が退団し、ジェレット選手が加わってから好転し始めました

鎌田GM 年末年始にかけて外国籍選手が切り替わって、後半戦になってからはケガ人も出てきませんでした。佐々HCがやろうとしているバスケットが徐々に出来てきて、後半戦は勝率的にも非常にうまく戦えていたと思います。

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1988年入社。プロ野球を中心に取材し、東京時代の日本ハム、最後の横浜大洋(現DeNA)、長嶋巨人を担当。今年4月、20年ぶりに現場記者に戻り、野球に限らず幅広く取材中。