中野次郎(33=東京)が10Rの斉藤仁に続き、準優11Rを差し切り勝ち、優勝戦に駒を進めた。

 スタートは「全速で」(中野)コンマ09を決め、F2で同18だったイン吉川元浩にプレッシャーをかけた。吉川が伸び返したが、中野は冷静に差しを入れた。

 「このまま(優勝戦に)行きたい」という絶好の仕上がりで、11年平和島周年記念以来のG1優勝を狙う。