12Rで優勝戦が行われ、中田元泰(36=香川)が大外からまくり差して今年初優勝を飾った。

4カドの三好勇人がまくって攻めたが、イン大神康司の抵抗にあって流れた。6コースから最内を差した中田がバック伸びて、2Mを先に回って決着をつけた。2着は大神、3着は落合直子に競り勝った山一鉄也が入った。

「三好(勇人)さんのおかげです」と振り返った中田だが、レースには万全の状態で臨んだ。若松では初優勝となった。「足は良かったですね。ペラだけですけど、伸びだけでなくて、出足や回り足も良かった」。現在はA2級だが、7月からのA1級復帰はほぼ間違いない。再び記念戦線で暴れるために、勢いをつける優勝になった。