最終日、12Rで優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。小池哲也(34=大阪)が4コースから先まくりに出た大平誉史明の動きを見て、1Mはまくり差し。一気に突き抜けた。14度目の優出でうれしい初優勝を飾った。2着は柳内敬太が入って113期のワンツー決着。激戦の3着争いは金田諭が食い込んだ。
「初優勝はとにかくうれしい。水神祭の感想ですか? すごく汗をかいていたので、めちゃくちゃ気持ち良かったです」。笑顔、笑顔で初優勝の余韻に浸った。
小池が、住之江G1高松宮記念特別競走に出走している師匠、湯川浩司に感謝した。「師匠の湯川さんは今、住之江で走ってらっしゃるんで。見てくれていると思って、意識して優勝戦に臨みました。喜んでもらいたいと思って。ゲージも作ってもらったりと、やっぱり感謝しかないので。全然、返しきれてはないので、もっともっと返したいなって」。師匠譲りの伸び仕様のペラ調整が、ずばり当たった。
「チルトは0度に跳ねて。優勝戦だったんで、一発(狙う感じで)伸びに寄せた感じ。多少、ピット離れとかも考えながら…。仕上がりは良かった」。そして、展開も読めていた。この優勝戦、小池と同じ、伸びで強力な選手がもう1人いた。同じ大阪支部の大平誉史明だ。「(2コースの)大平さんが出ていくことも想定していた。1Mはスパッと(まくり差しで)抜ける形になりましたが、思ったよりも出足がしっかりしていると思った」。伸びだけではなく、出足も来ていたのが勝因だ。
晩成型の小池は言う。「(初優勝まで)時間はかかりましたが、しっかりコツコツやってきたことが積み重なってきたと思います。これからどんどん、優勝できるように気を引き締めて。戸田は好きになりました(笑い)」。戸田巧者NO・1決定戦のサブタイトルの名に恥じない活躍を見せた。
さあ、次なる目標は「身近なところで行けばA1級への昇級です」。この勝利で2024年前期(23ね5~10月集計)適用勝率を6・10近辺まで上げてきた。次走は10日から常滑で出走予定。くしくも「日刊スポーツ杯」だ。「ニッカン・コム杯」で初優勝を飾った小池だけに、次の「日刊スポーツ杯」でも好走して、次の目標、初A1級ゲットを目指す。






















