息子の分も、パパは頑張るぜ! 岡部芳幸(45=福島)が、新たなモチベーションを得てG1戦線に挑む。

 今年7月、夏の高校野球岡山大会決勝戦で、玉野光南が判定変更によって逆転を許し、甲子園出場を逃したニュースが話題をさらった。その試合で、玉野光南の外野手として出場していたのが愛息の怜音(れお)君だった。

 岡部は「本当に残念! やっぱり気持ちが切れちゃったみたいだね。でも、親にしてみれば、決勝に行くだけでもすごいこと。高校野球はおもしろいよ。いいモチベーションをもらった」と、苦笑いしつつもナインの活躍をねぎらっていた。

 1予10Rでは愛弟子の小松崎大地が目標だ。「G1では去年の岸和田以来」。弟子の小松崎も「一緒に走れるのは心強いです」と姿勢を正した。今度は父が頂点を目指す番だ。