【準決11R】

 武田豊樹(42=茨城)が勝利した。

 竹内雄作-浅井康太を青板で石井秀治-中村浩士が押さえ、三谷竜生-椎木尾拓哉が追走。すかさず矢野昌彦-武田-木暮安由も踏み上げて先行し、これを迎え入れた石井-中村が続いて赤板を迎えた。三谷は6番手、竹内は8番手に置かれ、打鐘から竹内が懸命に踏み上げたが、石井-中村に合わせて仕掛けられ不発。石井も最終ホーム番手から発進した武田-木暮に勢いを止められた。中村は石井から木暮へとスイッチ。武田-木暮-中村で直線を向き、武田が後続を封じて1着となった。

 マーク木暮が2着。中村も流れ込んで3着に入った。

 2車単(3)(9)は890円、3連単(3)(9)(4)は7660円。

【準決10R】

 新田祐大(30=福島)が勝利した。

 新田-菅田壱道に単騎の原田研太朗が続き、これを吉田敏洋-近藤龍徳-笠松信幸の順で追走。後方の山本伸一-村上義弘-南修二が青板から上昇し、前受けした新田がすんなり4番手、吉田は動かずに7番手となって赤板を通過した。そのまま山本がペースを上げて先行。最終2角4番手から仕掛けた新田-菅田に合わせて村上が番手まくりに出たが、これを乗り越えた新田が楽々と押し切った。

 菅田が流れ込んで2着。村上が3着を確保した。

 2車単(1)(4)は660円、3連単(1)(4)(3)は2150円。

【準決9R】

 稲垣裕之(39=京都)が勝利した。

 深谷知広-金子貴志の前団を山中秀将-渡辺晴智、平原康多-諸橋愛で追走。後方の中井俊亮-稲垣-岩津裕介が青板から踏み上げ、合わせて平原も上昇した。いったん岩津に絡んだ平原は車を下げ、赤板を中井-稲垣-岩津、平原-諸橋と通過して中井が先行。深谷は8番手に置かれた。6番手の山中が最終ホームから巻き返すと、中井をフルに使った稲垣が2角から番手まくり。これに岩津、平原の順で続いた。

 稲垣が押し切り、平原が岩津を差して2着。岩津は3着、深谷は8着に敗れた。

 2車単(1)(3)は1880円、3連単(1)(3)(9)は5710円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)