準決3Rで篠原忍(43=愛知)が3着に食い込み、3場所連続の決勝を決めた。現在は愛知支部の所属だが、出身は群馬県中之条町。当地をホームに活躍していたが、結婚を機に移籍し、「実際、群馬には5年間しか所属していなかったんですよ。もう、愛知の方が、だいぶ長くなりました」と振り返る。

場内で1着インタビューがあるとき、タイガーマスクの覆面を被って登場するパフォーマンスは、競輪ファンには浸透している。素顔は大のプロレスファンで、「蝶野(正洋)さんが好きなんですよ。nWoのときなんか、ホント最高でしたね」と振り返る。今節、一緒に参戦している石川の小堺浩二の結婚式に出席したときは、「そこに(元プロレスラーで石川県知事の)馳浩がいたんですよ、あれは感動しましたね」と、おもしろエピソードが止まらない。

決勝は中央大の後輩・村田瑞季の番手が回ってきた。位置にも恵まれ、優勝のチャンスも十分。「一応、今回もマスクは持ってきています」。生まれ故郷で、タイガーマスクが雄たけびを上げる。