吉川元浩(46=兵庫)が逃げて、クラシック(戸田)に続くSG連続優勝を決めた。2着は白井英治、3着は峰竜太。

進入は枠なりの5対1。吉川はコンマ07の踏み込んだスタートを決めて先に回ると、バックでは後続を突き放した。

2コース峰が少しへこんだ展開でも、動じることはなかった。「右は見てない。優勝戦はみんな出してきたけど、伸びは抜けていた」。機力を信じて軽快に押し切った。過去、SGグランプリや周年を制した得意水面を味方にした。

最終日は9Rまで1号艇が全敗する嫌な流れだった。「菊地(孝平)、井口(佳典)に、地元の瓜生(正義)さんも(負けた)かと思った。でも10Rで湯川(浩司)が勝ったから大丈夫と思った」と周囲を笑わせていた。