11月に川口SG日本選手権を制した森且行(46=川口)が、初のスーパースター王座決定戦制覇を狙います。ニッカン・コムでは、連載「あつ森の挑戦」を展開します。

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SS王座戦トライアル、初戦の森且行は11R2枠を選択した。さまざまな試行錯誤をして大一番に臨む。

しかし、23日までの浜松開催は、突然のバイブレーションに悩まされた。「前回の浜松は、初日からずっとドドド(不整振動)。2日目(4着)はとにかくひどくて曲がれなかった」。ドドド対策が急務とみて、25日の整備日に「4回乗った。浜松でドドドが来たタイヤで乗って、まあ半減していた」。レース場が変わり、さっそく調整を施して跳ねは少し修正した。

エンジンについても不安が残る。「超抜ではないけど、安定している。でも、試走で3秒27、上がりは3秒36がいっぱいだもんな~」。気になるのは「全体的なバランスなんですよ。手前を出すと先がなくなる。先を出すと手前が全くない」。セッティングで最適なところを探り、超抜モードで本番を迎えたい。

あとはスタートに全集中する。「10走前に飯塚でフライング。なので、タイミングに自信はなく、スタートはちょっと怖い。でも、行くしかないからね」。11月日本選手権を制した時も、直前までスタート練習を繰り返した。今回も練習でタイミングをつかみ、好発進を狙う。

◆スーパースター王座決定戦 今年はSG覇者3人、各場競走成績第1位、SGと特別G1プレミアムカップ優勝戦得点上位の計16人が、SG最高賞金の3000万円を懸けて激突する。大会初日から4日目まで、トライアル戦(各日11、12Rで8周回)に4度出場する。獲得ポイント上位8人が最終日12RのSS王座決定戦(10周回)に進出する。

◆森且行(もり・かつゆき)1974年(昭49)2月19日、東京都生まれ。川口所属25期生。S級25位。14年に特別賞、97年に日刊三賞特別賞を受賞した。SGは10月川口の日本選手権で初優勝。G1は2度、G2は3度、G3は1度優勝。通算優勝32度。趣味は旅行。177センチ、59キロ。血液型B。