稲田浩二(36=兵庫)がツキをものにした。

得点率18番目で予選突破し、準優12Rは6枠。今節、誰も勝利を挙げてない大外で、エンジンも厳しい状況。そんな苦境を打破した。1周バック4番手から、2Mで前をいく湯川浩司、寺田祥が競った。絶好の展開から冷静に小回りして先頭を奪った。「ついているな、のひと言。予選道中もそんなところがあった」。節間を通して流れがいい。ファイナルも展開を逃さず、SG初優勝を狙う。