127期の佐藤太亮(21=岡山)が1R6枠で、デビュー初勝利。3連単14万円超えの高配当を演出した。通算255走目。

レースでは6コースから鮮やかにまくり差し、1周2Mで他艇を突き放した。「うれしかったです。(1着取って)すっきりした感じ。楽になりましたね」と安堵(あんど)の表情。先頭を走っていたときの状況は、緊張であまり覚えていなかったというが、「マークを外したりとかあったので反省ですね」と大きな学びは得ている。

師匠は妹尾忠幸で、今節は1着を取ることを目標に話し合っていたそう。弟子の走る姿を見て妹尾は「まだまだですよ。1着は通過点…っていうけどうれしい!」とデレデレ。満面の笑みで祝いの言葉を送った。

佐藤の2日目は2R5枠と8R6枠。「連に絡めるようないいレースがしたいです」と、さらなる活躍に期待だ。