埼玉支部がさらに活気づいてきた。戸田ボートの22年ラスト開催(4日制)は第12Rで優勝戦が行われ、1枠の高橋真吾(50=埼玉)がインから先マイで1着。95年11月のデビューから28年目で初優勝を飾った。2着は4枠でカドから差した外崎悟、3着には5枠でまくり差した芦沢望が入った。
またまた、埼玉支部からニューヒーローが誕生した。12月30日の江戸川の128期・飛田江己に続き、ここ戸田では高橋が悲願の初優勝を果たした。初のウイニングランで地元ファンから声援を受け、ピットに戻ると思わず涙ぐみながら「うれしい」とつぶやいた。
劣勢ムードをはねのけた。駆る56号機(複勝率35・7%)は初日から行き足や伸び、かかりと快調で予選トップ通過を果たしたが、優勝戦の展示ではスリットで最も遅れ、調整ミスかとも思われた。ところが、本番はコンマ09のトップスタートタイから1Mを先取りし、バックで他を突き放した。「展示で遅れたんで、気持ち早くいってタイミングを合わせた」と逃走劇を振り返った。
埼玉支部の先輩や後輩に囲まれて水神祭で水面に飛び込むと、「さみいっ」と言いながらも表情をほころばせた。腰椎ヘルニアや膝痛に苦しみ、低迷した記憶も吹き飛ぶ。「鈴木賢一さんや中沢和志、島田賢人やみんなに支えられている。特に、賢一さんには、けがの対処法を教わった。ほんと、みんなに感謝」。勝利の喜びを知り、欲も出る。「また、祝ってもらえるように」と、1日からの23年へ、一層の飛躍を誓った。





















