12Rで優勝戦が行われ、1番人気の桐生順平(36=埼玉)がイン先制で快勝。今年は初、通算55度目、G1は昨年12月下関周年以来、通算16度目、若松周年は初の優勝を飾った。2着は1Mで外を握った池田浩二、3着は最内を差した羽野直也が入った。

進入はスタート展示、本番とも枠なりの3対3。スリットはほぼそろい、展開は内優勢。桐生は余裕を持って先に回り、後続の攻めを封じた。2着争いは3コースから外を握った池田が入り、大外から最内を差した羽野が3着。2コース茅原悠紀は1M出口で舟が浮き、4着に敗れた。

今節の桐生はエンジンの仕上げに苦労しながら、安定のターン、ハンドルで予選トップ通過。準優、優勝と王道の逃げを決めた。「最高にうれしいです。(今年は)いい年にしたいです」と冷静に振り返りつつ、23年の抱負も語った。次節は2月6日から多摩川一般戦に出場予定だ。

払戻金は2連単(1)-(3)330円、3連単は(1)(3)(6)2610円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)