原豊土(42=静岡)が、侍ジャパン村上宗隆に負けない特大ホームランで準優を突破した。

準優11Rは3コース池田雄一が、イン山田祐也にツケマイを浴びせたところを、鋭く切り込んだ。2Mでは先マイした坪口竜也と妹尾忠幸を冷静にさばいて、決着をつけた。2着に妹尾、3着に池田が入って、3連単は13万円超の大波乱を演出した。

前期(22年5~10月)のフライング2本で60日の休み明けとなった1月常滑は、優出2着を挙げた。しかし以降は前節三国でまたもフライングなど、リズムを崩していた。それでも相棒の21号機を、展開を突ける気配に仕上げて、優勝戦の椅子をたぐり寄せた。

優勝戦は3枠。7回目の優出で、びわこ初優勝を狙い澄ます。