元SMAPの人気オートレーサー森且行(49=川口)が9Rで2年3カ月ぶりに復帰し、見事に1着となった。
8番車の森は、ハンデ30の外枠からスタート先行。2周1角で内から一気に先頭へ躍り出た。そのまま後続を突き放して独走。待望の1戦を鮮やかな勝利で飾った。
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6日の復帰戦で見事に勝利!
5日の前検日は、一番乗りで練習走行
22年6月 ホーム川口で落車後、初めてバイクに乗り練習
22年4月 事故後、初めてファンの前に登場
21年1月 レース中に他車と接触して落車。骨盤骨折などの重傷を負い、長期療養
96年にSMAPを脱退しオートレーサー転身 20年に悲願のSG制覇
◆森且行(もり・かつゆき)1974年(昭49)2月19日、東京都生まれ。88年にアイドルグループSMAP結成。91年9月、CDデビュー。96年に人気絶頂のSMAPを脱退。夢だったオートレーサーに転身。20年11月の日本選手権で悲願のSG初優勝を飾った。しかし、21年1月24日、飯塚オートでレース中に落車負傷。骨盤骨折など、選手生命をおびやかす重傷を負った。23年4月に川口オートで復帰を果たす。川口所属25期生。97年に日刊三賞特別賞、14年にJKA特別賞、20年に日刊三賞技能賞を受賞。G1は2度、G2は3度、G3は1度優勝。32度の通算優勝を誇る。1着は682度。趣味は旅行。177センチ、59キロ。血液型B。
◆オートレースとは 8車立てで、1周500メートルのバンクを6周(ビッグレースでは8、10周の時も)して競う。全国5カ所にレース場がある。群馬・伊勢崎、埼玉・川口、静岡・浜松、山口・山陽、福岡・飯塚で開催される。レースは、選手の技量の差によってハンデ(10メートル単位で最大110メートルまで)が定められている。競走車は左回りコースに合わせて、車を倒した時にハンドルが平行になるように取り付けられている。エンジンはオートレース専用に開発されたスズキ製の排気量600CC2気筒。ブレーキは追突事故防止のため付いていない。選手は元ロードレース世界チャンピオンの青木治親、ロードレース出身の青山周平らがいる。22年の獲得賞金NO・1は、鈴木圭一郎で9817万6536円。過去の最高額は、04年に高橋貢が記録した1億4812万4255円。