〝銀河系軍団〟85期から名人の誕生だ! 井口佳典(45=三重)がイン逃げで20年6月大村周年以来、通算16度目のG1優勝を決めた。4000番台のマスターズ優勝は史上初。また、来年3月の戸田SGクラシックおよび1月の大村プレミアムG1バトルチャンピオントーナメントの出場権を獲得した。2着には魚谷智之、3着には浜野谷憲吾が入った。
いかにも井口らしい、胸のすくようなイン速攻だった。コンマ16のトップタイでスタートを決めると、一気に先マイ。中沢和志が3コースから攻め込んできたが、動じることなく独走態勢に持ち込んだ。「ほっとしてます。スタートは全速で行きました」。勝ちっぷりから分かる通り、40号機は万全の状態に仕上がっていた。「完璧な調整ができて、自信を持って行けました」。
今節は初日ドリーム戦を4カドまくりで快勝。初手で一気に流れをつかんだ。前検こそ「フレッシュらしく行きます」と口にしたがドリーム戦以降は、普段通りのけれん味ないレースぶり。並み居る先輩を相手に真っ向勝負を貫いた。
G1優勝は20年の大村周年以来で久しぶり。「今回、結果が出せて良かった。もっと上の舞台でやっていけるように、まだまだやっていきたいです」と気持ちを引き締めた。
レース後、「名人の称号について」の質問で緊張がほぐれた。このときばかりは「名人じゃないですよ」とにっこり。もっとも、笑顔だったのはここだけで「まだまだ先輩方の足元にも及ばないので、少しでも追い付けるように頑張っていきたいです」。現状に満足することなく、さらなる高みを目指す銀河系の1番星が、ボートレース界を盛り上げていく。
☆大奮闘!
接戦の2着争いは、バックで伸びた魚谷智之が2M、絶妙なハンドルで抜け出した。シリーズ序盤からリードしたパワーは優勝戦でも強力だった。「全部が良かった。仕上がりには満足です。1Mの隊形だけやね」。まくり差しを狙ったが、ぎりぎり入り込めるスペースがなかった。それでもやり切った感がある。「次、頑張ります」。魚谷にその次を期待したい
☆参りました
浜野谷(3着)なんか出足が良くなっていた。ペラ調整した成果があった。
中沢(4着)もう少しだった。いい仕上がりだと思ったが少し重かったかな。
瓜生(5着)スタート最後に落とした。出足もついて万全の状態だった。
今垣(6着)チルトをマイナスで調整し、仕上がりは良かったと思います。





















