山口・徳山ボートのSG「第33回グランドチャンピオン」開幕直前コラムの最終回は、初日メイン12Rドリーム戦を展望する。

1枠には、オールスターに続き池田浩二(45=愛知)が入る。昨年、からつ大会ではドリーム戦を5コースから快勝。一気に優勝まで上り詰めた。グラチャンは初めてSG制覇した好相性の大会。連覇に向けて、逃げて幸先いいスタートを飾る。

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池田のインは強い。5月の芦屋オールスター初日ドリーム戦で、あらためて強く感じさせた。引いたエンジンは嘆きが出るほど、感触は良くなかったが、ゼロ台のトップスタートを決めて逃げ切った。今回のドリーム戦では、6枠・馬場の前付けも予想されるが、そう簡単に内側へ入れないはず。また、SG・10冠の池田にとってグラチャンは初SGと昨年の2度優勝と相性抜群の大会。きっちり先マイし、連覇へ好発進を決める。

2枠に座る愛知の後輩・磯部は差し、3枠毒島と4枠菊地は爆発的な攻撃力で迫る。磯部は冷静な差しさばきが持ち味。毒島は芦屋オールスターDR戦でも3枠から池田に一瞬、冷や汗をかかせて2着に入った。

菊地は3月平和島クラシックが、初日に不良航法で減点10を受けて予選落ち。芦屋オールスターはフライング休みで出場できず、このグラチャンからと気合十分。羽野もフライング休み明け、昨年のMVP馬場も今年は2月のG1近畿地区選手権の優勝が目立つくらいで、巻き返しを図る。

シリーズ展望に目を移すと、やはり地元山口支部から唯一、出場する寺田祥が気になる存在。勝手知ったる水面で、縦横無尽の走りに期待したい。【中川純】(おわり)