◆峰竜太(38=佐賀)賞金ランク1位
2年前のリベンジへ、舞台は整った。
SGに復帰した10月蒲郡ダービーで24場制覇と通算100度目というメモリアル優勝を飾った。「蒲郡ダービーは出来過ぎですね。自分の思いが他の選手より強かった。エンジンの整備が当たったことも含めて、まだまだいける。自分が起こしたドラマに感動した」と自画自賛した。
自信満々で圧倒的な強さを発揮する峰が完全復活を果たしたのは間違いない。
21年SGグランプリ優勝戦、1枠だったが、瓜生正義の強ツケマイを浴びて転覆して妨害失格を取られた。そして、SG戦線から遠ざかった。
だが、住之江では9月G1高松宮記念を制しており、水面や調整の攻略法は身に染みている。「水面はもちろん乗りづらい。でも、レースできないほどではない。感じたままに調整する」ときっぱりと言った。
あとは忘れ物を取りに行くだけだ。
◆馬場貴也(39=滋賀)賞金ランク2位
MVPという“十字架”を背負って、重圧と闘い続けた1年だった。
昨年はSGグランプリ優出2着でMVPを獲得。今年2月には住之江G1近畿地区選を制して好スタートを切った。だが、その後は結果が出ない日が続いた。
春先に石野貴之から「最近、レースが危ないんちゃうか?」と助言を受けて目が覚めたという。レース運びが荒くなっていた事実に気づき、本来の自分を取り戻した。
7月児島SGでは優勝戦1枠となった。この時は6着に敗れたが、8月福岡SGメモリアルでは1枠でしっかりと逃げ切った。強い馬場が戻った瞬間だった。
「福岡のメモリアルは過去で一番緊張しました。逃げ出したいと思ったのも初めて」と振り返る。
もう昨年のMVPという意識はない。ハングリーさを取り戻した馬場は強い。滋賀支部初のグランプリ制覇で歴史に名前を刻む。(おわり)





















