勢いが本物か注目だ。前節の名古屋でS級初優勝を飾った五十嵐綾(25=福島)が、ご機嫌な様子で前検入りした。前夜は同じ北日本の阿部拓真が小倉競輪祭で、G1初決勝で初優勝。「阿部さんの優勝にチョー感動っ! 自分は今期中にもう1度優勝したい」とテンションを上げた。

名古屋決勝は同県酒井雄多の仕掛けをかわして勝った。この優勝でG2ウィナーズカップ(来年3月19~22日・防府)の出場権ゲットとなるところが、26年前期は失格が響いてA級に陥落するため、その権利を逃すことになる。「もったいない」とぼやくが、いつでも前向きなオールラウンダーは「A級から、すぐに特昇すればいいかも。ウィナーズを戦えるかも。それと次に酒井先輩と一緒なら、前回りで頑張れるように」と、先行力の強化や、ミラクルでのG2初出場を手繰り寄せようと懸命な思いを明かした。

自在型仕様と高速仕様のフレームを使い分けて、上昇モードに転じている。初日は予選11Rに登場。3分戦にライン3車で臨み、真っ向から力勝負する相手は徹底先行の中村隆生。「うーん、どちらを使うか? じっくり考える」と、内容も求めた白星発進へ熟考していた。