これは大変身といえるだろう。初日のS級予選6Rを走る木村佑来(24=宮城)は、前場所の小倉でも予選を1着でクリアするなど好調だ。それでも「自分は寒いのが得意じゃないんですよ。これからのシーズンは走りやすくなるはずです」と、さらなる期待を抱かせる。

実は木村の印象は「銀縁眼鏡をかけた、今どきのかわいらしい男の子」だったが、長髪とひげの、少しこわもてに変身していた。

「昨年の6月か7月からこのスタイルです。見かけから入ろうと思いまして」

つまり、優しげなままだと、対戦相手になめられてしまうと考えてのことだろう。混戦のこのレースは、木村にも十分にチャンスがある。