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3歳牝馬ジェンティル4冠/JC

オルフェーブル池添騎手(右から2頭目)とのたたき合いを制しほえるジェンティルドンナの岩田騎手(撮影・野上伸悟)
オルフェーブル池添騎手(右から2頭目)とのたたき合いを制しほえるジェンティルドンナの岩田騎手(撮影・野上伸悟)

<ジャパンC>◇25日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走17頭

 3歳牝馬ジェンティルドンナ(石坂)がオルフェーヴルとのゴール前たたき合いを制しG1・4勝目を挙げた。3歳牝馬のジャパンC制覇は史上初。勝ち時計は2分23秒1。鼻差の2着には1番人気のオルフェーヴル、2馬身半差の3着に2番人気ルーラーシップが入った。

 ゴール前の2頭の競い合いを鼻差で制したジェンティルドンナだが、1着が確定するまで審議は20分も続いた。岩田康誠騎手(38)は「完璧なレース運びができたが、スペースがないところに行って申し訳ない。悔いが残るレースになった」とインタビューの冒頭におわびを入れてから、話を始めた。

 レースは予想どおりビートブラックの単騎逃げの展開となり、3コーナー手前から引き離しにかかる。4コーナーで真っ先に追走を始めたオルフェーヴルを見ながら、最内の3、4番手の位置取りで脚をためたジェンティルドンナもようやく追い出しにかかる。直線半ば、ビートブラックをオルフェーヴルが外からかわしにかかると、内から伸びるジェンティルドンナも2頭の狭い間に割って入る。馬体をぶつけて外のオルフェーヴルをはじき出す形となり、走行妨害の疑いがかけられた。

 「53キロの斤量を生かし、内が伸びる馬場状態を考えて最高のポジションを取りに行った。完璧な位置取りで、すべてを出し尽くした結果、オルフェに勝てた。まだ底を見せていなかった彼女の本気を初めて見せてもらった。オークスの走りは本物だった。東京の左回りは最高。心の中にファイトを持ってる女の子です」。史上初めて3歳牝馬でジャパンCを制したジェンティルドンナをたたえた。

 また、ジャパンCを初制覇した石坂正師は審議について「激しい競馬の結果。私としては大丈夫だと思った」と前置きして、「ジェンティルの能力は通用するのではと確信めいたものがあったので(JCに)挑戦した。マイナス14キロの馬体重にはエッと思ったけど、細かく観察してみても走れないはずはないと思って見ていた。53キロは恵まれたが、並んだら抜かせない強い馬。まだ若いし、もっと成長する」ときっぱり。今後について「秋3走と決めていたので有馬記念は考えていない。これだけの結果を出してくれたのだから、ドバイやフランスの凱旋門賞、競馬大国の米国など海外に出て行くことになる」と来年以降の海外レース挑戦を明言した。

 馬連(15)(17)は700円、馬単(15)(17)は1580円、3連複(13)(15)(17)は1010円、3連単(15)(17)(13)は5550円。

 (注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2012年11月25日20時9分]




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