ジョーダン好気配12秒3/AR共和国杯
<アルゼンチン共和国杯:追い切り>
今週日曜の東京メーン、アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル)の追い切りが3日、東西両トレセンで行われた。栗東では連勝で重賞初制覇に挑むトーセンジョーダン(牡4、栗東・池江泰寿)が坂路の併せ馬で2馬身半先着。時計も4ハロン51秒7、しまい12秒3と好気配。上がり馬らしい元気の良さが目立った。
トーセンジョーダンは最後の1ハロンで、併走馬のフサイチピージェイ(古馬オープン)を一気に引き離す。前走のアイルランドT同様、伸びのある末脚で2馬身半先着した。時計は4ハロン51秒7、しまいは12秒3。「まだ余裕があったし、いい動きだった」と池江泰寿師も満足そうに言った。
2歳時は新馬戦こそ敗れたが、次の未勝利戦から3連勝を飾った。3歳初戦の共同通信杯で2着になり、クラシック戦線での活躍も期待された。それがツメの不安で3歳春を休養せざるを得なかった。昨年末に一度復帰したが、本格化の気配を見せたのは、不安がすっかり解消した今年の夏。7月に1600万を突破すると、前走でオープン勝ち。「もう少し良くなりそうな感じはあるけれど、本当によくぞここまで戻ってくれたという気持ち」と池江泰寿師は感慨深げだ。
昨年12月の中日新聞杯以来の重賞挑戦。「前走でもとても長くいい脚を使えたし、後ろから来られてもさらにギアを上げた。ハンデは疑問だけれど、今の調子なら」と師は期待する。素質馬に重賞初制覇のチャンスが巡ってきた。【三上広隆】
[2010年11月4日8時51分 紙面から]
関連ニュース
PR
- 調教師引退…ダノンなど164頭が転厩 [28日18:18]
- 始動ディソールいい感じ/チューリップ賞 [28日17:56]
- バリアシオンG1権利取りだ/弥生賞 [28日17:40]
- ヴィクト世界制覇へひとまくり/中山記念
[28日08:43]
- キャプテン粘って皐月ワンツー/中山記念 [28日07:44]
- 長島大介まくり連勝 Vへ先行勝負/競輪 [28日08:12]
- 飯田辰哉3番手から一気に差し切る/競輪
[28日08:11]
- レーサーだって女の子!?
[28日07:37]
- インパラ地力に期待/きさらぎ賞 [29日17:36]
- 東京マイル得意クラレント/東京新聞杯 [29日17:36]
- レガーロ仕上がり80%以上/きさらぎ賞 [29日17:30]
- マッジョーレ逆襲十分/東京新聞杯 [29日17:27]
- スマイル今年も欠かせない!/東京新聞杯 [29日17:27]
- 根岸S勝利のマシュウ右前脚骨折 [29日17:25]
ソーシャルブックマークへ投稿
ソーシャルブックマークとは