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グレープ抜け出し3歳ダート王/JDD

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JDDを制したグレープブランデー(左)。中央2着ボレアス。右3着クラーベセクレタ
JDDを制したグレープブランデー(左)。中央2着ボレアス。右3着クラーベセクレタ

<ジャパンダートダービー>◇13日=大井◇統一G1◇ダート2000メートル◇3歳◇出走15頭

 単勝1番人気で中央から参戦したグレープブランデー(牡、安田)が、横綱相撲を見せて快勝した。好スタートから4番手の位置をキープ。直線でいち早く抜け出して、追いすがるボレアス、クラーベセクレタを抑え込み、1度も抜かせることなくゴールした。横山典弘騎手(43)は08年の同レース以来の地方重賞制覇。牝馬で3冠を狙ったクラーベセクレタは3着に終わった。

 自信があった。不安はなかった。横山典は好スタートを切った瞬間から、勝利を確信していた。前走のユニコーンSでは出遅れて2着に終わった。「ゲートさえまともに出れば」と集中していた。道中4番手の位置につけた後は、自信満々で騎乗した。

 3角から動きだし、直線入り口では先頭に立った。内から一気に抜け出す。後ろから馬が来ていたのは分かっていた。それでも抜かれるとは思わなかった。1頭になると気を抜くところがある。迫ってきてくれるのはむしろ歓迎だ。ボレアス、クラーベセクレタの2頭を抑え込んで、そのままゴールに飛び込んだ。

 「北海道から来たかいがありました」と、破顔一笑した。前日まではセレクトセール、そして函館競馬で騎乗するため、北海道に行っていた。このレースのためだけに、東京に戻った。「手応えも良かったし、落ち着きもあった。このまま成長していってくれれば」と将来性に期待をかけた。

 安田隆行師(58)も、興奮を隠し切れない。「本当に、もう本当にうれしいです」と声を上ずらせて話した。前走の反省が生きた。ユニコーンSでは1番人気になりながら2着。出遅れたし状態も良くなかった。長距離輸送が響き馬体重はマイナス8キロ。「東京に着いてからカイバを食べなくなった。今回はそれを踏まえて体をつくった。516キロと、前走から比べて10キロ増。今回もレース前日は食べたが、当日は食べなかった。それでも馬体が増えていたからね。前走があったからこそ、今日の勝ちがある」と胸を張った。

 今後はリフレッシュ放牧に出され、秋を目指す。詳細は未定だが、「JCダート(G1、ダート1800メートル、12月4日=阪神)ではトランセンドの強力なライバルになるのでは」と自厩舎のダート2冠馬の名前を出した。グレープブランデーにかける期待の大きさの表れだった。【三上広隆】

 [2011年7月14日9時59分 紙面から]




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