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弾丸ライナー馬なり12秒2/アイビスSD

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幸騎手と坂路で追い切るヘッドライナー(撮影・奥田泰也)
幸騎手と坂路で追い切るヘッドライナー(撮影・奥田泰也)

<アイビスSD:追い切り>

 58キロがなんぼのもんじゃい! 究極のスプリント戦・アイビスSD(G3、直線芝1000メートル)に、サマースプリント制覇へ意欲を見せる西園正都師(55)が送り込むのがヘッドライナー(せん7)だ。13日に栗東坂路で追い切りを行い、馬なりで3ハロン37秒2-12秒2(4ハロンはエラー計時)をマークした。短距離界で猛威を振るう西園勢が、唯一勝っていない距離こそ芝1000メートルの重賞。ヘッドライナーの勝利で短距離王国の地位を揺るぎないものとする。

 マイル以下の重賞を数多く制し、短距離界に名をとどろかせる西園厩舎にブレはない。年に1度しかない直線1000メートルの重賞で、そのブランド力を思う存分に発揮する。今回、厩舎の名誉をかけ参戦を命じられたのが、昨年のCBC賞覇者ヘッドライナーだ。

 この日、幸騎手を背に坂路で馬なりに追われたライナーに無駄な力みはない。よほど調子がいいのか、促されるまでもなく、ほとばしる前進気勢。推定51秒台前半の全体時計に、ラストは24秒3-12秒2。これ以上ない最終リハを見届けた山本助手は余裕の笑みを浮かべた。「1週前追いも軽くやったつもりだが、それでも時計は出た(50秒2-11秒9)。今、絶好調じゃないかな」。

 山本助手は騎手時代、谷八郎厩舎に所属。当時の弟弟子が幸騎手だった。デビュー間もない幸騎手の教育係として築いた信頼関係は強固なものがある。

 山本助手 本気で追ったら時計が出る馬だから、ヒデ(幸騎手の愛称)には「追い切りで50秒は切るなよ」と冗談で(笑い)。それと「ゲートは気合で出して行け」と言っといた。

 それを受けた幸騎手は「いい動きでした。この馬はゲート自体は普通で、そこから二の脚が速い。自然に前へ行ければ」。初の直線1000メートルでも、好勝負可能とジャッジした。

 今夏は8月14日小倉の北九州記念(G3、芝1200メートル)→9月11日阪神のセントウルS(G2、芝1200メートル)のローテでサマースプリント王者を目指す。連覇を狙った先月のCBC賞こそゴール寸前でダッシャーゴーゴーに差され2着だったが、十分に力は示した。ここを制して、短距離王国・西園厩舎の名を確固たるものとする。【鎌田優】

 [2011年7月14日8時52分 紙面から]




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