リオデジャネイロ五輪に出場するU-23(23歳以下)日本代表はギニアを2-1で下し、今大会初勝利を挙げた。手倉森監督は「決めていれば勝てたゲームを2つ落として、勝てた試合でもたくさん点が取れるわけではない。我々は今このレベルにあるということを真摯に受け止めて、タフに戦っていかないといけない」と厳しく評した。

 前半3分、富樫(横浜)が先制ゴールを決めて主導権を奪った。同10分に1度は同点とされたものの、同39分、南野(ザルツブルク)が勝ち越しゴール。日本はリードを守りきった。

 先制点の富樫は「(三丸の)ボールが完璧だったので触るだけだった。結果を出し続けることでしかアピールできない」。決勝点の南野は「今日は絶対負けるわけに行かなかった。点を取って貢献できたけど、まだまだ質を上げていかないと」と話した。

 日本はこれで3戦1勝2敗で勝ち点3。ギニアは4戦全敗で、既に敗退が決まっている。

 日本は27日の1次リーグ最終戦でイングランドと対戦する。