サッカーのメキシコ1部リーグ、パチューカの本田圭佑が24日、32歳で臨む来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会を集大成とする考えを改めて示した。同日帰国し、千葉市でのイベント後に「来年32歳になる。その次(2022年)のW杯は36歳。今のところ全く考えられない、そこを目指すのは」と話した。

 10年から4年間、CSKAモスクワでプレーし、ロシアには思い入れがある。「4年間、あそこに住んでいた。そんな日本人なかなかいない。ベンチでも連れて行けとか弱気なことを言っているわけではなく、いろんなアドバンテージをもたらせる」と強調した。

 W杯最終予選後は代表から遠ざかり「自分を絶対に選ばないといけないという活躍をしないと」と、アピールが必要な立場との認識もある。去就については「年が明けてからもパチューカで頑張る。移籍は全く考えていない」と語った。