ワールドカップ・ロシア大会に出場するサッカー日本代表の予備登録メンバー入りしたFW本田圭佑(31=パチューカ)が16日、都内でのイベント「HUBLOT LOVES FOOTBALL Special Exhibition」の第1部に出演し、「W杯優勝」と久しぶりにぶち上げた。

 西野朗監督(63)は直後に、本田があたためた会場の同じステージに立った。だが、2人はすれ違った。「控室で話したか?」の問いに、険しい表情で一瞬言葉に詰まると「まったく(接触は)なかったです。本田とは、今は選考段階で…。ヨーロッパの視察は別にして、国内にいる選手に対しては(接触)しないことにしている」とした。本田の話題に表情はさえなかったがステージでは別。96年アトランタ五輪でともに「マイアミの奇跡」を成し遂げた前園氏と共演し「相変わらず若くて格好いい。選手より一番モテていた」と振られると、素直に「そうでしたね」と認めた。正直な指揮官は、うそがつけない。