日本代表に初選出されたMF久保建英(18=東京)が4日、チームに合流後初めて取材に対応した。

5日にトリニダード・トバゴ戦(豊田ス)を控え、この日は豊田市内で非公開練習。冒頭の約15分間が公開され、「集合のときは緊張しました」という久保は時折笑顔も見せながら、FW大迫勇也らとボール回しなどで体を動かした。

合流から今日で3日目。W杯経験者も多い中での練習に「みんなうまいし練習の強度が高い。動きが早い。ゲーム形式でもおもしろいプレーがありますし、やっていてたのしい」と刺激を受けていることを言葉にした。

久保は4日が誕生日。18歳になり、練習の前には先輩たちから祝福の言葉もかけられたという。「誕生日はいつも特別なものですし、こういう場所で迎えられたのはうれしい」と素直な気持ちを語った。

サッカー選手としては、18歳は“大人”として見られるようになる年齢でもある。久保自身も「18歳は若くない。試合に出る人は出ているし」と自覚を口にする。「22、3歳になって(なにかを)約束されていることもない。焦らず、でも結果を残しつつ」と続け、地に足をつけながらステップアップすることを誓った。