女子ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場している日本代表なでしこジャパンは13日、1次リーグ第2戦のスコットランド戦(14日、レンヌ)に向け、レンヌ近郊で約1時間半調整した。

1次リーグ第1戦は、格下のアルゼンチンとまさかのドロー。練習前に急きょミーティングを実施し、予定から約20分遅れでピッチへ。練習は冒頭15分のみの公開で、ミーティングで確認したセットプレーなどを入念にチェックした。

主将のDF熊谷は「チームの雰囲気が落ちていることはないですけど、次は勝つしかない。それはみんな分かっていると思うし、明日の試合に向けて準備するだけ」と意気込んだ。

W杯は3大会目となるMF宇津木も「内容はあまり関係なく、結果を残すこと。自分たちがこれまでやってきたことも大事にしないといけないし、何が起こるか分からないのがW杯なので」と、自らに言い聞かせるように話した。

また、初戦で左足首を負傷し、12日はホテルで調整したMF長谷川はグラウンドに姿をみせたものの、MF阪口、籾木と共に別メニュー調整となった。

(レンヌ=松尾幸之介)