横浜FCのFWカズ(三浦知良、52)が26日、横浜市内で日本代表へ“カズ流エール”を送った。善戦をたたえる声が多い中、カズは95年のアンブロ杯から昨年のワールドカップ(W杯)ロシア大会まで「いい戦いをした」ではね返され続けた世界の壁の厚さを挙げ「今の時点できっと、コパ・アメリカ(南米選手権)に出て、いい戦いをした、という時代は終わったんじゃないかなと思いますね」とし「強豪国と引き分けてほめられる時代ではなく、世界からも批判されるぐらいになったら本当の強さ。早くそうなるのを楽しみにしています」と話した。

今大会は久保建英が存在感を発揮した。カズは「最高じゃないですか。あの年齢でね」と賛辞を贈り、W杯アジア予選に向かう久保に「アジアになると、体ごとつぶしにきたり、1人に対して複数で来たり、ちょっとかみ合わない。そういうところで、どういう違いを見せていってくれるか」と今後のプレーに期待していた。