東アジアE-1選手権2019(10日開幕、韓国)に臨む日本代表メンバー22人が4日、発表され、現在J1で首位を走る横浜F・マリノスのMF仲川輝人(27)ら10人が初招集された。

同大会は国際Aマッチデーではなく、選手招集に拘束力がないため、国内組のみの編成となった。森保監督は「東アジア諸国が国の威信をかけて挑んでくる。日本を代表し、応援してくださる方の思いを背負って勝利に向かって戦うことを実践していきたい。結果にこだわりつつ、この大会でも選手層を厚くしていければ」と意気込んだ。

今回はMF田中碧(川崎F)や遠藤渓太(横浜)、FW小川航基(水戸)ら来年の東京五輪世代にあたるU-22日本代表に名を連ねてきた選手も多く選出された。指揮官は「まずはこの経験をもって、成長していってほしいということ。こういう大会で力を発揮できなければこれからの競争で生き残っていくのは難しいということも踏まえて経験してもらえれば」と話した。

日本代表にとっては11月のベネズエラ戦で1-4で敗れて以来の代表戦となる。森保監督は「11月のベネズエラ戦で我々にとっては描いていなかった結果。国内、海外問わず全ての選手がさらにレベルアップすることが必要」と力を込め「負けた悔しさ、足りないものへの悔しさを今後の成長につなげていくことは大切だと思います」と話した。日本は10日の中国戦を皮切りに、14日に香港、18日に韓国と対戦する。

日本代表メンバーは以下の通り。

<GK>

1 中村航輔(柏レイソル)

12 小島亨介(大分トリニータ)

23 大迫敬介(サンフレッチェ広島)

<DF>

19 佐々木翔(サンフレッチェ広島)

2 室屋成(FC東京)

5 三浦弦太(ガンバ大阪)

4 畠中槙之輔(横浜F・マリノス)

15 渡辺剛(FC東京)

21 古賀太陽(柏レイソル)

<MF>

10 仲川輝人(横浜F・マリノス)

6 大島僚太(川崎フロンターレ)

18 橋本拳人(FC東京)

9 鈴木武蔵(コンサドーレ札幌)

8 井手口陽介(ガンバ大阪)

16 相馬勇紀(鹿島アントラーズ)

14 森島司(サンフレッチェ広島)

3 田中駿汰(大阪体育大)

7 遠藤渓太(横浜F・マリノス)

17 田中碧(川崎フロンターレ)

<FW>

20 小川航基(水戸ホーリーホック)

13 上田綺世(鹿島アントラーズ)

11 田川亨介(FC東京)