日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長(62)が13日、高校選手権決勝(埼スタ)を視察した。前日は、U-23(23歳以下)アジア選手権シリア戦をタイで視察し、この日の朝に帰国した。

決勝後に取材に応じ、U-23日本代表を率いる森保体制について「基本的に我々はサポートしていくことが前提になる」と話した。大会後は関塚技術委員長、森保監督本人とも話をするつもりだという。すでに1次リーグ敗退が決まっているが「カタール戦が残っている。そこで選手にも意地を見せてもらわないといけない」と奮起を促した。

欧州でプレーする選手の招集が簡単でない現状についても「4年後はパリオリンピック(五輪)の予選になる。そのことも踏まえて考えなければいけない」とした。