日本代表対東京オリンピック(五輪)世代のU-24(24歳以下)日本代表の強化試合(札幌ドーム)は、日本代表が3-0で完勝した。

1980年(昭55)12月の日本代表-日本代表シニア以来、41年ぶりとなった「兄弟対決」。TBS系で全国放送された歴史的な一戦は、けがを恐れず、激しいぶつかり合いを見せ、まさに「ガチンコファイトクラブ」と化した中、兄が貫禄勝ちを収めた。

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やっぱり、FW大迫勇也は半端なかった! 開始2分で得た右CKのチャンス。A代表でただ1人、大迫勇だけがペナルティーエリア内に陣取った。キッカーのMF鎌田が右手を挙げると、U-24のDFをかわして、スッとニアサイドに動いた。頭でボールをとらえて後ろにそらすと、大外に走り込んだMF橋本が左足で合わせて、先制点が決まった。「しっかりと勝つことができて、結果を出すことができてよかった」。開始早々の作り込まれたセットプレーが、試合の流れを決めた。

DF吉田がオーバーエージとしてU-24代表に参加するため、大迫勇が主将マークを巻いた。「特に僕が何かをしないといけない訳ではない。試合に集中して、違いを作って引っ張って行けたら」と話していたとおり、プレーで見せた。早々に先制して構える展開となり、FWとしての見せ場は少なかったものの、ポストプレーは健在。欲を出して得点を狙うのでなく、試合の流れをしっかりと読んで、62分間で与えられた役割を果たした。

“半端ない対決”の相手GK大迫敬は先発したが、いいところなく45分で出番を終えた。前半41分のMF鎌田の得点場面は反応が遅れて、無情にも大迫敬の指先をかすめてゴールが決まった。今回の活動には従来より1人多い4人のGKが参加しており、五輪本番の2枠をかけたポジション争いは激化しつつある。5日のガーナ戦、12日のジャマイカ戦で、「やっぱり半端ない」と評価を覆すことができるか。

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