日本サッカー協会(JFA)は15日、都内で、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に臨む日本代表メンバー26人を発表し、エースMF三笘薫(28=ブライトン)が落選した。森保一監督(57)が目を潤ませながら運命の名前を読み上げた中、年齢順で、MF鎌田大地の次がFW小川航基となり、三笘は呼ばれなかった。その後「大会期間中の復帰が難しいということで」と苦渋の決断理由が語られた。

三笘は9日のウルバーハンプトン戦で左もも裏付近を痛めて退場。14日にクラブが行った会見で、ヒュルツェラー監督が今季のリーグ戦欠場を伝えるとともに、「W杯については不透明だ」と話していた。

日本代表の森保一監督は10日に「(スタッフから)軽傷ではない、という印象は聞いている」と話していた。一方で指揮官は「W杯期間中にプレー可能でハイ・インテンシティー(高強度)の中でも戦えると判断できれば、選考の対象としては考えていきたい」とも語っていたが、間に合わないと判断されたようだ。

三笘は前回の22年W杯カタール大会は後半途中から投入される切り札的な起用だったが「三笘の1ミリ」でスペインを破った象徴になった。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦ではPK戦でキッカーを務めたが外し、悔し涙を流した。今回に懸ける思いは強かったが、かなわなかった。

森保監督の第2期は主軸に定着。左サイド不動の1番手として攻撃をつかさどってきた。チームとしても大きな痛手となる。