日本代表の森保一監督(53)が11日、首相官邸を訪れ、岸田文雄首相と約15分、面談した。

広島監督時代から親交のある同首相から招待され、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦(24日)前に実現した。サッカー関係者によると、岸田首相とは広島つながりで、同監督がJ1広島の監督を務めた12年から関係を深め、プライベートで何度も会っているという。今回の招待も、管轄の文部科学省やスポーツ庁、日本サッカー協会ではなく、首相官邸から直接同監督に面談の連絡が届いた。

岸田首相から「(1~2月の)サウジアラビアと中国に勝って国民の喜びを届けてくれてありがとう。次のオーストラリア戦も勝ってワールドカップ出場を決め、笑顔と元気を届けてほしい」と激励された森保監督は「総理を始め、関係各省庁のおかげで活動できている」と感謝の意を伝えた。