日本代表の森保一監督(53)が欧州視察中の11日に取材対応し、6月の国際Aマッチ期間の国際親善試合について「ブラジルとの対戦も考え、交渉していると聞いている」と明かした。

1日に開催された組み合わせ抽せん会後、現地メディアでも対戦の可能性が報じられていた。指揮官は「決定とは聞いていないが、実現を願っている」と続けた。

ブラジルは現在FIFAランク1位。本大会の1次リーグで、日本は南米勢とは対戦しないが、欧州各国がネーションズリーグ開催のため対戦できない中では、最高の相手といえる。指揮官は「サッカーにはなかなか興味がもてない方々にとっても、名前が分かる強豪。ライト層にも興味を持っていただける対戦になる」と、チームの強化以上の価値があるとした。