日本代表森保一監督(53)は9日、10日のキリン杯ガーナ戦(ノエスタ)に向けた公式会見に参加した。

ガーナは2大会ぶりとなるワールドカップ(W杯)カタール大会出場権を獲得。身体能力の優れたアフリカの強豪相手に、どこまでの内容、結果を見せられるか注目だ。

FIFAランク60位のガーナに対し、同23位の日本を率いる森保監督は「印象としては個々の技術が高い」と警戒する一方で「勝って(14日の)決勝も勝って、タイトルをつかみとり、サポーターのみなさんに喜んでいただきたい」と必勝を誓った。

先発メンバーに関しては「ブラジル戦からは、選手は変えていきたい。全員ではないが、スタートから出場機会のない選手にも、スタートからプレーしてもらえるようにしたい」と、一定数の変更を明言した。

W杯本番に向けての選手選考については、指揮官は「どう答えていいか分からないが、まだまだ、このグループ以外にもW杯に向けて可能性のある選手はいると思うが、今回活動に参加してくれている選手が中心となって、W杯メンバーが構成されていくと思う」とコメントした。

 

◆ガーナ代表 FIFAランクは60位で、22年W杯カタール大会出場が決まっている国では最下位。W杯は過去3度出場で06年16強、10年8強、14年1次リーグ敗退。今回の来日組はアーセナルのMFパーティーが不在だが、14年W杯に出場したアユー兄弟は健在。ローマ所属の19歳FWアフェナジャンなど欧州で活躍する若い選手も多い。アフリカ選手権は4度優勝。